今回は、reWASDのシフト機能のご紹介です。
左スティックで移動しながら、十字キーを動かしたいというニーズで誕生したモンハン持ちですが、非常に疲れやすく操作もしづらいです。
しかしながら、操作性の都合から、この操作を求められるゲームも多数あります。
今回は、reWASDのシフト機能を使用した脱モンハン持ちについてご紹介します。
reWASD
以下のサイトで販売されているゲームパッドのマッピングツールです。
定価はフルセットで42ドルですが、定期的にセールをしており、10~16ドルくらいで買うことができます。
reWASDのシフト機能とは?
シフト機能とは、キーボードのShiftキーと同じ意味で、特定のボタンを押している間、別のキー設定の動作を発生させることができる機能です。
例えば、R1ボタンを押してる間は、Aボタンを十字キーの右、Bボタンを十字キーの下、Xボタンを十字キーの上、Yボタンを十字キーの左と設定すれば、R1を押しながら、右スティックで移動しながら、ABXYボタンで十字キーを動かす。といった操作が可能になります。(この場合、R1がR1として使えなくなるので、R1+L1でR1にするなど設定が必要になります)
要するに、1つのキーを使い、ボタンの数が拡張できる機能ということです。
以前紹介したCombo機能もボタンの数の都合上、設定できる数に限りがありましたが、シフト機能を兼用することで様々なボタン設定を扱うことができるようになります。

エリートコントローラーでは、背面パドルにシフトキーとして設定することもできるので、パドルを押してない時は通常のコントローラー、押してる時は特殊なコントローラーのような使い分けも可能です。

シフト機能を使って、Bボタンに十字キー右を割り当ててみる
今回のテーマは、脱モンハン持ちということで、Bボタンに十字キー右を割り当てる設定をしてみたいと思います。今回は、Bボタンですが、右スティック右に割り当てることも可能です。
まず、ゲームパッドのキー設定画面に、以下の図のようなメニューがあります。
通常は、 0↑のところが選択されているかと思います。
0↑の右側に、1↑ から 4↑のボタンがあるかと思います。
シフトキーは最大4つまで設定することができ、今回は、シフトキーは1つしか使わないので、1↑の部分を選びましょう。
画面が少し変わったと思います。(設定してあったキーがグレーダウンした)
次に、シフトキーとして使うキーをシフトキー登録します。
今回は、背面パドルに設定しますが、どのボタンにも設定可能です。
「Use as Shift modifier」にチェックを入れます。
画面が少し変わり、Toggleのチェックボックスが表示されるようになります。
Toggleにチェックを入れると、このボタンを押すとシフトモードになり、再度押すと元の設定に戻ります。
チェックを入れていない場合は、シフトキーを押している間だけ、シフトモードになります。
今回は、シフトキーを押してる間だけ、Bボタンを十字キーの右にしたいので、チェックを入れない状態にしておきます。
次に、Bボタンの設定画面を開きます。
reWASD mappingの項目で、十字キー右を割り当てましょう。
(Aボタンなどにも十字キーを割り当てる場合は、このままAボタンにも設定します)
設定が完了したら、忘れないように、0↑の項目に戻しておきましょう。
あとは、設定変更を反映させます。
左上のApplyボタンを押すことで設定を反映させます。
これで、シフト機能が設定完了しました。
試しに、シフトキーとして設定したキーを押しながら、Bボタンを押してみましょう。
Bボタンとして動かず、十字キーとして動けば成功です。
今回は、Bボタンしか設定しませんでしたが、AとXとYキーにも同様に十字キーを割り当てることで、シフトキーを押しながら、それらのキーを押すことで右手の操作で十字キーを扱えるようになります。
まとめ
今回は、シフト機能のご紹介でした。
この機能を活用することで、ボタンのカスタマイズの幅が大きく広がります。
Combo機能と兼用することで、より快適になるのではないでしょうか?